※随時加筆・修正を行います

イルシオン大陸中央部――――――――――

フィオニア連峰を水源とする数多の河川と肥沃な土に恵まれた山岳地帯と平野部からなる地域。古くから栄えた国も多く、歴史ある建物や街並みが多く見られる。

アニマリア王国

 

精霊獣の血が混じった獣人が主に暮らす国。人によって程度に違いはあるが、どこかに獣の特徴が見られる。同じ獣の特徴を持つ者をまとめて「血族」と呼ぶ。身体能力は総じて高い。
元々建国したライオン(獅子)の血族が治めていたが、悪政を強いたことにより革命が起こる。

革命の成功により暗く長かった動乱の時代を終え、現在は急速な発展の真っ最中である。

 

「結晶化現象」が最初に発現した国であり、専門の調査隊を発足することに。


領地は東西の辺境領と中央領の三つに分けられ、辺境領はそれぞれ辺境伯が統治している。中央領は王が直接統治する。

街並みは中世ヨーロッパ風。五感が優れているためかグルメな人が多く、食に関してはオールジャンルで楽しむことができるので、観光地としての注目度も高い。最近はワの国のスイーツが国民的大ブーム。

 

◇国内地名

【王都リオンテット】

中央領、そしてアニマリア王国の中心地。リオンテット城と城下を守るような壁が特徴的。

 

【獅子の鐘楼】

東部辺境領にある、建国当時に獅子の血族を称えるために建てられた鐘楼。

◇旅人の国 アルトアイゼン

 

"A"から始まる、旅人の国の最も古い国。冒険者が多く集まることで有名であり、冒険者の国と呼ばれることもある。が、一方で治安もそこそこ和浮く、治安維持の目的で「アルトアイゼン自警団」が存在する。位置としてはアニマリア王国の南隣りに位置する。そのためか獣人の割合も高い。

 

街並みは国を縦断する大通り以外はあまり整備されておらず、パイプや歯車等はむき出し。大通りには冒険者や旅人用の店が立ち並び、旅の必需品はそこで揃えることができる。

快活で行動的な人が多く、人情に熱い国民性。困っていたらお互い様精神が発達している。国民のほとんどがもともと冒険者だったためか、一般人でも戦闘能力が高い。

フェオニス王国

 

イルシオン大陸の中央部に東西に走るフィオニア連峰、その山間にある小さな国。王族が住む城がある城下町を囲むようにポツポツと村単位で集まって暮らしている。

 

古くから風の精霊と共に生きてきた歴史を持つ国で、国民のほとんどが風の精霊の祝福を授かり、魔力を使わずに風を使うことができる(が、ほとんどはそよ風程度)。

中には力のある精霊と契約している者もおり、彼らはその精霊の階級に見合った風を自由に操ることができる。

「風使いの国」と呼ばれることも多い。 


街並みは木と石でできた頑丈な家々が建ち並んでいる。フィオニア連峰に生息している動植物から取れる素材の知識が豊富で、雲羊のウールや雨蚕の絹などの特産物は大陸中に知られている。


※この色の単語は用語解説にて追加説明があります。