~世界設定~

 

 

 

◇イルシオン大陸

周りを海に囲まれた広大な大陸。
様々な種族が住んでおり、十六の国が存在する。
野生動物、幻獣も多々生息している。

 

 

 

<魔力と精霊>

 

魔力はこの大陸に住むすべての種族に生まれながら宿るものである。魔力量には種族差、個人差があり、使いすぎると「魔力欠乏症」になり眩暈や嘔吐などの症状が表れ、最悪の場合死に至る。

魔力は市販の魔力補充剤や魔力補充薬で補給することができる。

 

個々の内なる魔力を、イルシオン大陸の空気中に存在する大地、大海、大気の三種類の精霊 に渡すことで、魔法を使うことができる。その配合の仕方は様々だが、一般的に魔法陣を用いる。

 

精霊の中には稀に「名」と「意思」が宿る者がいる。彼らと契約を交わすことができれば、魔力を使わず精霊の力を使うことができる。しかしその強大な力のあまり、精霊への耐性がなければ扱うことは難しい。

ゆえに、この名有りの精霊は一族や種族で受け継がれることが多い。このような力を持つ者達のことを「~使い」と呼ぶ。

 

 

<種族間抗争>

 

イルシオンには多くの種族が存在するが、同時に多くの種族同士の争いも見られる。特に悪魔族天使族は、神話に登場するほど古くから争っている。

基本的に種族間の争いに他の種族や国が口を出すことはタブーである。

 

 

 

<地名紹介>


*フィオニア連峰


大陸の中央に東西に走る山々の連なり。その右の端には大陸一の高さを誇る"女神の槍"がそびえる。
独自の生態系が存在し、天気に関する名を持つ動植物はここでしか見られない。

 

 

女神の槍

 

フィオニア連峰の東にある、イルシオンで最も高い霊峰。その鋭く尖った槍の先端のような形から、創世の時代、女神が地底からその槍を突き上げたその衝動により隆起したという神話が残る。


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